202583日
テ-マ「ミヒャエル・エンデと『モモ』」ドイツ文学者 堀内美江さんによるトークイベント
大阪府

今回は、「時間」とは何かを問う、ミヒャエル・エンデの名作。『モモ』について、『エンデの贈り物』(河出書房新社)の著者で、黒姫童話館ミヒャエル・エンデ資料監修者、ドイツ文学者の堀内美江さんに、お話いただけることになりました。
下記は、堀内美江さんのメツセ-ジです。
「世代を超えて愛される数々の作品を生み出したエンデ。なかでも『モモ』は「イタリアへの感謝」を込めた作品として、ひときわエンデさん自身の思い入れの強いものだったようです。晩年のエンデさんと知り合い、ドイツ留学中にさんざんお世話になった私が、エンデさんから最初にいただいた本もまた『MOMO』でした。
コロナ禍で、『モモ』は新しい人生観を示す道しるべとして、多方面から注目されました。そして今回、皆様とこの『モモ』、エンデさん、そして彼の生み出した世界を共に味わう時間をいただけることを大変嬉しく思います。エンデさんとその作品を、身近に感じていただければ、幸いです。」
不朽の名作『モモ』描かれたのは、人間が時間を節約するようになった世界。けれども生活は豊になるどころか、やせ細っていき、モモという女の子が<時間どろぼう>から時間を取り返してくれます。生きることは物質的豊さでははかれない。成長こそ重要とされてきた世界が変わろうとしている今、もう一度『モモ』の言葉に耳を傾けてみませんか?
この作品がもつ真価は、せわしない日常を生きる大人にこそ向けられています。
時間の価値とは? 豊かな生とは? この機会にぜひ!
プロフィール 堀内美江(ほりうち・みえ)
愛知県豊橋市生れ。シュタイナー教育を日本に紹介し、また黒姫童話館のエンデコーナー創設にも尽力した、故子安美知子早稲田大学名誉教授に師事。大学院在学中にドイツ・ミュンヘン大学へ留学した際、この恩師に連れられてエンデ氏と出会う。帰国後は、日本の黒姫童話館にエンデ氏自身が選んで送り続けた、2千点以上の私的資料整理を引き継ぎ、完成させた。その記録は『エンデの贈り物』(河出書房新社)として刊行されている。
司会: 二村知子 (ふたむら・ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称したト-クイベントを開催、2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書のサ-ビス、2020年6月より、お客様からのリクエストを受け一万円選書を始めている。
『モモ 時間どろぼうと、盗まれた時間を人間に返してくれた女の子の不思議な物語』岩波書店
テーマ 「ミヒャエル・エンデと『モモ』」
時間の価値とは? 豊かな生とは?
ゲスト: 堀内美江さん
司会 : 二村知子
開催日 : 2025年8月3日 日曜日
時間 : 15:00~17:00
隆祥館書店多目的ホ-ルにて開催
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
隆祥館書店多目的ホ-ルにて、リアル(限定50名)
リアルトークイベント
大人 費用 2200円 (参加費 1320円+本「モモ」880円)
高校生~中学生 1680円 (参加費 800円+本「モモ」880円)
本無し費用
大人 2000円
高校生〜中学生 1500円
小学生 700円
※ オンライン希望の方には、後日アーカイブ動画の配信をさせていただきます。
ア-カイブ動画配信
本有り 費用 2700円 (参加費 1320円+「モモ」880円+送料500円)
本無し 費用 1800円
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
申し込み・お問い合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
協力: 岩波書店・一般社団法人劇団コーロ(「モモ」クレオ大阪南公演とコラボ)
詳細:https://ryushokanbook.com
開催期間 | 2025年8月3日(日) 15:00 |
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開催場所 | 大阪府大阪市中央区安堂寺町1-3-4 |
主催 | 隆祥館書店 |
書籍ジャンル | 児童書 |
イベント種別 | トークイベント |
予約 | 必要 |
料金 | 有料 |
お問い合わせ | ryushokan@eos.ocn.ne.jp |
公式HP | https://ryushokanbook.com |