紀伊國屋書店梅田本店は、この度、新たな文学賞として
「うめ推し小説大賞」を創設いたしました。
現場の書店員による「本気でおすすめしたい」という熱量のみで選出した、 記念すべき第1回の大賞作品を発表します!
■第1回「うめ推し小説大賞」受賞作
『IDOL』(著:町屋良平/発行:太田出版)

【あらすじ】
「夢」が禁じられた未来から、現代へタイムスリップした双子の兄弟・アリスとキルト。オーディション番組の落選組で結成された6人組ボーイズグループ「8koBrights(エコーブライツ)」に加入した二人が、運命づけられた解散の日まで、束の間の夢を見る物語。若者の躍動と夢の暴力性を克明に描いた、タイムトラベル青春劇。
【著者プロフィール】
町屋良平(まちや・りょうへい)
1983年生まれ。2016年『青が破れる』で文藝賞を受賞しデビュー。2019年『1R1分34秒』で芥川龍之介賞、2022年『ほんのこども』で野間文芸新人賞、2024年「私の批評」で川端康成文学賞、『生きる演技』で織田作之助賞、2025年『私の小説』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著作に『しき』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテンスタント』『生活』など。
【スタッフ選定理由】
刹那の輝きを放ち生まれていく星の数ほどあるような小説たちの中で、わたしたちでこの作品を“発光”させたい。そう思ってしまいました。恋愛や、家族の物語よりも、「推し」の物語にリアルや現実味を感じ、その中で人との繋がりを求める姿に共感する。ここに令和の読書のあり方のひとつがある気がします。何より、エモい。彼らが愛おしい。こんな物語が読みたかった。そう感じることが、その証明ではないでしょうか。もっとたくさんの人と「IDOL」について語りたい!この面白さをひとりでも多くのひとに伝えたい!「エコブラ」が大好きになって、彼らと同じ夢を見てしまったから。そんな理由でこの作品を選びました。
■「うめ推し小説大賞」とは?
SNS時代に合わせ、読者の方々と共に「面白い本」を熱く語り合い、発見する場を目指して創設された賞です。
・コンセプト: 梅田本店スタッフが心から面白い!「推したい」「発見してほしい」と思った作品を選出。
・対象作品: 半期に一度(毎年7月・1月)、スタッフ有志が厳選。
■ 店頭にて大々的に展開中!
本日より、紀伊國屋書店梅田本店の店頭にて、受賞作『IDOL』を大々的に展開しております。 梅田本店57年の歴史の中で新たな試みとなる本賞。その記念すべき第一作を、ぜひ店頭で手に取ってみてください。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!
お問合せ・ご予約| 紀伊國屋書店梅田本店 06-6372-5821 10:00~21:00