ドリアン助川最新詩集の発売第一弾トークとして、著書のドリアン助川氏、装画を担当した作家の井上奈奈氏をゲストに迎え、冒険家で店主荻田泰永との鼎談トークを開催します。当日は、助川氏による朗読も行います。命を見つめ、想いを声にのせて多くの人たちに届けてきた助川氏が最新詩集に込めた想いをじっくりと伺います。
『たとえ大きなものになれなくても、社会からずり落ちていても、あなたはすべてを包み込む自然とその循環の中で生きている。 遠い“過去の記憶”を宿し、たくさんの生きものたちと出会い、共に歌い、夢をみて、木々や雲とさえ語り合える。 生と死に向き合いながら物語を紡ぎ、それらを自らの声で語ることを長年ライフワークとしてきた著者。 本書は、この星の多様な仲間たちの言葉や営みにかさねて、著者が胸の奥に秘めた想いを初めて綴った詩集。 きょうだいのように育った犬への追憶を含め、犬にまつわる五編も加えた全三十六編を収録。』
書籍の購入、予約は以下より
https://www.bokenbooks.com/items/120287259
ドリアン助川
作家、詩人、歌手。明治学院大学国際学部教授。
1962年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。
1990年にロックと詩の朗読を融合させたバンド「叫ぶ詩人の会」を結成しデビュー。95年からは若者の悩み・苦しみに向き合う深夜ラジオ番組のパーソナリティーを務めた。1998年長野パラリンピックの大会歌『旅立ちの時』を作詞。1999年にバンド活動を休止、3年間ニューヨークに滞在、当地で同時多発テロを目の当たりにする。帰国後、本格的に作家活動に入り、映画化もされた『あん』など、数多くの作品を世に送り出してきた。「叫ぶ詩人の会」以降も、作家活動と並行して複数のグループで朗読や歌による表現活動を続けている。
近著として『線量計と奥の細道』(幻戯書房、集英社文庫)、『新宿の猫』(ポプラ社)、『水辺のブッダ』(小学館)、『寂しさから290円儲ける方法』(産業編集センター)、『動物哲学物語
確かなリスの不確かさ』(集英社インターナショナル)、『太陽を掘り起こせ』(ポプラ社)など。サン=テグジュペリ『星の王子さま』(皓星社)はフランス語原作から全訳した。
井上奈奈(いのうえなな)
京都府舞鶴市出身。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。2018年に絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。同作品で造本装幀コンクール/日本印刷産業連合会会長賞受賞。2021年に作品集となる『星に絵本を繋ぐ』を刊行。2023年『PIHOTEK 北極を風と歩く』にて第28回日本絵本賞大賞受賞。同作品で造本装幀コンクール/日本書籍出版協会理事長賞受賞。また、2023年に舞鶴市優秀文化賞優秀賞を受賞。2024年には京都府あけぼの賞を受賞。本を建築と捉え、制作を続ける。
https://nana-works.com
荻田泰永(おぎたやすなが)
北極冒険家。1977年神奈川県生まれ。2000年より毎年のように北極圏各地を訪れ、単独徒歩により長距離の冒険を行う。2016年カナダ最北のグリスフィヨルドからグリーンランド最北のシオラパルクまでの単独徒歩行(世界初踏破)、2018年1月には南極点無補給単独徒歩到達(日本人初)など。第22回植村直己冒険賞受賞。2021年5月に「冒険研究所書店」を開設。
- 新着
20251019日
ドリアン助川最新詩集「幸運であるトムとセセリチョウの世界」出版第一弾トークイベント
神奈川県

開催期間 | 2025年10月19日(日) 16:30 |
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開催場所 | 神奈川県大和市福田5521-7桜ヶ丘小澤ビル2F |
主催 | 冒険研究所書店 |
書籍ジャンル | 文芸 |
イベント種別 | サイン会 トークイベント オンラインイベント サイン本販売 |
予約 | 必要 |
料金 | 有料 |
お問い合わせ | official@polar-ogita.com |
公式HP | https://www.bokenbooks.com/ |