岩波書店/「岩波文庫」来年100周年/「復刊」「フェア」など施策続々

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 岩波書店は来年、「岩波文庫」創刊100周年を迎えるにあたり、「読者のリクエスト復刊」や「有料会員制のブッククラブ」「紀伊國屋書店グルールのスタッフが選ぶ100冊フェア」「名著・名作再発見!フェア」「無料配布する小冊子」「オリジナル栞」など、様々な施策を展開していく。展示、講演会、グッズ開発も視野に入れているという。
 10月19日、書店や取次会社関係者を招いて都内で行った「主要新企画発表会」で詳細を伝えた。
 岩波文庫は1927年7月10日に創刊し、約6500点を世に出してきた。来年1月に紀伊國屋書店グループ全店で「100冊フェア」を展開し、ブッククラブも開設する。その後2月、3月には読者からリクエストがあった銘柄を復刊して発売。4月に約200人の識者が稿を寄せる小冊子「私の三冊」を配布する。5月末には「名著・名作再発見!」フェアを行う予定。来年刊行する新刊と既刊重版分のすべてに「オリジナル栞」を挿入するという。
 当日は冒頭、坂本政謙社長が登壇。新企画について「著者の知見と情熱を届けたい。手元に長く置いてもらえる価値を生み出していく」と話した。
 今年12月3日に発売する『宮崎駿イメージボード全集7 もののけ姫』は、当初映画化が想定された初期設定版の絵や初公開する90枚の絵など計258枚が収録される。本体6000円。
 来年2月には同社編集部が編纂する『憲法80年を生きる』を発売する。政治家、ジャーナリスト、大学教授、元裁判官からお笑い芸人まで約40人が寄稿する。KADOKAWAの前会長、角川歴彦氏も名を連ねている。このほか多数の企画が紹介された。
 取締役執行役員で営業局部長を務める永田淳氏は、「読者」「展開する書店」「売る情熱」を「いまの1・5倍にしたい」と意気込み、買切条件についても柔軟に対応していく考えを示した。

 

 出典:新文化オンライン2026年10月29日号 3面
(https://www.digitalshinbunka.jp/PB3854PCS_000/index.php) 


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