【登壇者】小川公代さん×斎藤真理子さん
【イベント内容】
和歌山弁での軽妙なやりとりが話題の『ゆっくり歩く』は、著者が文学を通じて母とつながり直す物語でもあります。なかでも印象的なのが、「そういえばね、お母さん……」と語り出したハン・ガンの『少年が来る』をめぐる対話です。
このハン・ガンを著者に最初に勧めてくれたのが斎藤真理子さん。斎藤さんの『韓国文学の中心にあるもの』は戦争と文学の関係を真っ直ぐに見つめた著作ですし、なによりハン・ガンの小説の底流にはつねに「戦争、トラウマ、ジェンダー」の問題があるといっても過言ではないでしょう。
小川さんは言います。「『ゆっくり歩く』はじつは戦争で失われた命(私の伯父)を中心にケアの物語が語られています。祖母は自分が行商をしている間に息子が死んだことの自責の念に苛まれて生きていました。そのトラウマを引き継いだのが『ゆっくり歩く』のなかで介護されている母親です」
「戦争、トラウマ、ジェンダー」という難題を、文学を介して語り直すおふたりにご期待ください。
詳細やお申込みについては下記よりご確認ください↓
https://onlineservice.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-260109
※会場参加チケットは、2026年1月9日18:30までの販売、
オンライン参加チケットは、イベント終了後も2026年1月24日 12:00までの販売となります。
202619金
ハン・ガンとケアすること
東京都
| 開催期間 | 2026年1月9日(金) 19:00 |
|---|---|
| 開催場所 | 東京都豊島区南池袋2-15-5 |
| 主催 | ジュンク堂書店 池袋本店 |
| 書籍ジャンル | |
| イベント種別 | トークイベント |
| 予約 | 必要 |
| 料金 | 有料 |
| お問い合わせ | mjbookonline-cs@maruzenjunkudo.co.jp |
| 公式HP | https://onlineservice.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-260109 |