「書店誘致」市民の熱望実現/ブックエース/常陸太田市の招請で出店

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 ブックエースは6月24日、茨城・常陸太田市が新設した官民連携複合施設に「TSUTAYA BOOKSTORE 常陸太田」を新規出店した。「書店を誘致してほしい」と強く求める市民の声を受けて誕生した。常陸太田市が若者世代の定住促進などを図る事業で、中心となる施設の核テナントとしてオープン。施設は大和リース(株)が運営し、スターバックスも出店している。

 同店の売場面積は610坪、書籍売場に約17万冊を揃える。コスメ、雑貨、文具売場、食のセレクトショップ「AME&KAZE」コーナー、対戦スペースを備えたトレカエリアを擁す。さらに、市民が自由に利用できる学習スペースやキッズスペース、料理イベントなどを催せるキッチンスペースを設けた。
 コンセプトは「書店が街を元気にする」。地域の交流・PR拠点を目指す。常陸太田市は東部土地区画整理事業で、商業・業務用地の整備に取り組み、雇用創出や若者世代の定住促進を図る。市のアンケートで、住民から「書店」「カフェ」誘致の要望が多く寄せられたため、事業の中心となる官民連携複合施設の核テナントとして招請された。
 施設は815坪で、スターバックスもテナントとなっている。ブックエースは他店でスターバックスと協業していることから、市と一緒に働きかけて出店を実現させた。ほかに、地元飲食店によるフードコートも営業していて、屋外には芝生スペースが広がる。

6月23日には、関係者向け内覧会を実施。常陸太田市の藤田謙二市長、施設の建設・運営の選定事業者である大和リース(株)水戸支店の勝呂信介氏などが登壇した。ブックエースの奥野康作社長は、市民の要望について「書店が全国でなくなっているなか、こんなに有難いことはない」と語り、「常陸太田市が『良い街』『住みたい』と言ってもらえるよう取組みを進める」と述べた。
 開店後は全ジャンルの売上げが好調で、キッズスペースの工作コーナー、AME&KAZEの試食販売などの反響が大きかったという。
 さらに市民の書店利用を促すべく、様々な仕掛けを用意している。店を訪れた子どもたちには、スタンプカードを進呈。来店するだけでスタンプをもらうことができ、10個で100円分の駄菓子を好きに選べる。夏には教育委員会や図書館と連携し、読書感想文を募る「小学生読書マラソン」を実施。書店をイベントやコミュニティ活動の場として、定着させていく。

 出典:新文化オンライン2026年7月2日号 3面
https://www.digitalshinbunka.jp/PB3854PCS_000/index.php) 


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