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『「いきたくない」もわるくない?』(どく社)刊行記念選書フェアーー大人が「生きるをたのしむ」50冊

北海道
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!!当フェアは、札幌本店でメイン開催中!! ※詳細は店舗へご確認ください。




『「いきたくない」もわるくない?
ートーキョーコーヒーからはじめる、大人もたのしむ共育のデザイン』

吉田田タカシ(どく社)

不登校=子どもの生きづらさには、ケアする人のケアが必要だった!?
デザイナー・教育書・ミュージシャンとして話題の代表・吉田田タカシさんによる初の本。
大人が人生をたのしみはじめると、子どもも元気に。
生きづらさを共に生きる力に変える白熱のトークライブ!



札幌本店で配布中のリーフレット!ここから閲覧可能です。

吉田田タカシ[アトリエe.f.t.代表]

『おやつのおぼうさん』 井出留美(くもん出版)
まわり道して大人になったお坊さんの本
お供えのおさがりをおすそわけする「おてらおやつクラブ」でグッドデザイン大賞を受賞した松島靖朗さんは僕の友人でもあるお坊さん。めちゃくちゃおもしろい人だなぁと思ってたけど、どうりで子どもの頃に不登校や引きこもりを経験してまわり道して大人になったんだって。この本は松島さんの半生を描いたノンフィクション。子ども向けに書かれてるから読書苦手な人でも読みやすい! オススメ!

『きもちいいはうつくしい』 玉木新雌(幻冬舎)
あえて合理化しないのがいい
tamaki niimeは一点モノのショールや洋服で有名なブランド。染め、織り、編み、縫製、販売まで一貫して自分たちでやってるだけでも信じられないけど、馬、アルパカ、ヒツジやニワトリと一緒に暮らし、コットン栽培、米づくりまでやっちゃう。あえて合理化しないやり方で唯一無二の作品を生み出してる稀有な団体。僕の友だちでもある玉木新雌ちゃん。経営者で芸術家で思想家の彼女の頭の中を覗き見できる本。「ことばで何かを伝えるというのが得意じゃない」という彼女の言葉は貴重!

『まほうのだがしやチロル堂のまほうの書』 石田慶子 坂本大祐 吉田田タカシ(チロル堂)
※ウェブストアではお取り扱いしておりません。
まほうを授ける!
チロル堂のまほうを授けるための本が出たよ!
思想編と実践編の2冊が一つに。
カッコいい大人になるためのバイブル!

リス[TKCFプロジェクトマネージャー]

『ポール・スミザーの気持ちがスーッとラクになる生きるヒント』 ポール・スミザー(主婦と生活社)
※こちらは電子書籍です。
草花たちよ、ありがとう
「道端の花に励まされた」——そんな歌詞、よく耳にしますよね。本書では、イギリス出身・日本在住のガーデンデザイナーが、身近な植物たちの多様な生き方を丁寧に紹介してくれます。「自然界の生き物にはそれぞれ個性があり、みな大切な役割を担っている」。耳慣れた言葉ですが、道端にある植物一つひとつの具体的な個性や役割を知っていくと、その意味がスーッと腑に落ちてくる気がします。いつもの散歩道の解像度が上がり、「知り合いの花」を見つけるたびに、思わず微笑んでしまう……。街路樹に心の中で「大変だね」と声をかけてしまったり。道端の植物たちと励まし合って生きていく。そんな日常へと、そっと連れていってくれる一冊です。

『コンヴィヴィアル・シティ』 井上岳一ほか(学芸出版社)
まちは振る舞いの積み重ね
しっかりとしたデータに基づいた専門書なのに……読後に残るのは「人と人のつながりって、こんなに大事だったんだ」という再認識と実感でした。『コンヴィヴィアル・シティ』は、トップダウンの制度設計だけでも、ボトムアップの草の根活動だけでもなく、その両輪をバランスよく解説しまとめてくれています。効率化・合理化が極まってしまった都市も、少しの非効率とあいまいさのなかで助け合いながら育っていく地域の生き生きした暮らしから学べるものも多い。聞き慣れてしまった言葉のようで、この本の網羅的・体系的な情報を浴びるなかで、次第に「まち」は誰かがつくるものではなく、自分たちの振る舞いの積み重ねなんだと実感できます。

『学校に行かない君が教えてくれたこと』 今じんこ(オーバーラップ)
原点に立ち返えらせてくれる本
不登校……スティグマ……思い込み。サブタイトルにある不登校を「鎧」と表現する巧みさに唸ってしまいました。不登校という選択が親に学びの機会を与えてくれ、親(いや、日本社会の多くの大人)が抱えてきた不安や「こうあるべき」という思い込みが、少しずつほどけていく過程をやさしく描いてくれています。学校に行かない選択をした子どもは、実は実直に自分の感覚を信じている。やっぱり「不登校は子どもの問題ではなく、大人・社会の課題」なんですね。「行く・行かない」を超えて、安心して生きるとは? 本当に豊かな社会とは? と静かに問い返される一冊。トーキョーコーヒーに携わる者として優しく原点に立ち返らせてくれる本です。

こんよりこ[アトリエe.f.t.スタッフ]

『ガラスの地球を救え』 手塚治虫(光文社)
人には苦しい現実を変える力がある
戦争を経験し、人間の醜さを体感しながらも希望を捨てずに素晴らしい作品をつくり続けた手塚治虫さん。人には苦しい現実を変える力があるんだと力強く語ってくれる言葉や生き様が詰まっている一冊です。私はこんな大人になりたい。

やまたつ[アトリエe.f.t.スタッフ]

『自炊者になるための26週』 三浦哲也(朝日出版社)
食と丁寧に向き合いたくなります
料理の本なのですが、ただのレシピ本というわけではありません。食という文化の豊かさに気づくための、視点や考え方、関わり方を示してくれる一冊です。著者である三浦哲也は、映画研究家・批評家です。つまり、映画という芸術作品の味わい方のプロです。そのため、読んでいると、とうぜん料理の映像が頭に浮かぶのですが、それが妙にドラマチックでリアリティがあるんですよね。映画のように。読めばきっと、食と丁寧に向き合いたくなります。また、随所に、映画鑑賞と食事を構造的な類似点を示すようなアナロジーも興味深いです。

JJ[アトリエe.f.t.スタッフ]

『谷川俊太郎質問箱』 谷川俊太郎(東京糸井重里事務所)
※出版社でお品切れのためご注文いただけません。
正解なんてなくて、素直に考えたっていい
詩人の谷川俊太郎さんが、読者から届いた質問に一つひとつ答えていく連載がもとになっている本。僕たちが日常で思う些細な疑問に対して、谷川俊太郎さんは、気取らず、優しく、ユーモラスに、鋭く、質問に答えたり答えなかったりする。そんなやりとりが、どこにでもある会話のようで心地いい。大学生のときにこの本と出会い、(なぜか)大切に抱えていた「ちゃんとしなきゃいけない」という漠然とした感覚を、緩やかにほぐしてくれた。正解なんてなくて、素直に考えたっていいということを思い出させてくれる一冊です。

どん[アトリエe.f.t.スタッフ]

『君と宇宙を歩くために』 泥ノ田犬彦(講談社)
第1話が最高! ヤンキーと変わり者の物語
2人の男子高校生の物語。主人公の小林はいわゆるヤンキーで勉強もバイトも続かず、俺はどうせなにもできないんだ〜と自暴自棄気味。変わり者の転校生・宇野は(作中では明言されてないけど)発達障害をもっています。そんな2人が仲良くなっていくのですが、私がこの作品でいいな! と思うところは「ヤンキー」と呼ばれる人と発達障害をもっている人が実は似てるところがある、ということを描いていることです。特に第1話が最高! ぜひ読んでみてください。

カイちゃん[アトリエe.f.t.スタッフ]

『つみきのいえ』 平田研也(白泉社)
大人にも読んでほしい絵本
優しい絵のタッチが読んでいてほっこりさせてくれる絵本です。積み重ねられた深い愛情を感じられるあたたかい物語が、私の心にぐっときました。

ぴーちゃん[アトリエe.f.t.スタッフ]

『青い鳥』 重松清(新潮社)
うまく話せない。でも先生になる
当時中学生だった私はこの本を何度も読みました。いじめも、グループも、特性も、学校はグロテスク。けど先生は、吃音をもちながらも本気で話してくれる。優しくなりたくてもがいていた当時の私を救ってくれた一冊です。

今じんこ[エッセイ漫画家]

『マンガでわかる!学校に行かない子どもが見ている世界』 西野博之(KADOKAWA)
悩んだり迷っていたとき、何度も支えられました
不登校になって暗い暗いトンネルにいるような気持ちで悩んだり迷っていたとき、西野さんの言葉に何度も支えられていた。西野さんの経験と優しさが詰まってる一冊。マンガなので親子で読みやすい!

『学校に行かなかった僕が、あのころの自分に今なら言えること』 石井しこう(大和書房)
休む道もある。ちゃんと休めば大丈夫
「行かなくていい!」ではなくて「休む道もある。ちゃんと休めば大丈夫」というメッセージがあたたかく響く。子どもにも優しいし、保護者にも優しい気持ちをくれる本。

『増補 不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』 貴戸理恵 常野雄次郎(イースト・プレス)
※出版社でお品切れのためご注文いただけません。
不登校経験者の筆者たちの語りがリアル
不登校経験者の筆者たちの語りがすごく生々しくリアルでよかった。「選んだのではない。そうせざるを得なかった。でもそれをしてよかったと思う。(中略)でも責任なんて負うつもりはない」というメッセージが、つい綺麗ごとのように語りがちな大人の立場には刺さりまくる。大人にも子どもにも読んでほしい。
石井しこう[不登校ジャーナリスト]

『かがみの孤城〈上〉』 『かがみの孤城〈下〉』 辻村深月(ポプラ社)
不登校文学の巨塔!
この本には不登校の子が出てくるのですが、当事者の心情があまりにリアルで、不登校を描く文学の巨塔だと思います。

おおたとしまさ[教育ジャーナリスト]

『不登校のあの子に起きていること』 高坂康雅(筑摩書房)
視野を冷静に広げてくれる
自身が勤める大学の一室で無料のフリースクールも営む心理学者の著者が、不登校にまつわる基本的な情報をフラットに網羅した一冊。子どもの気持ちを理解する助けにもなるし、親自身が心を落ち着かせるヒントもある。わが子が学校に行かなくなって、焦って、狭くなってしまった視野を冷静に広げてくれる。

『フリースクールという選択』 おおたとしまさ(講談社)
フリースクールのガイドツアー
フリースクールという選択を検討しはじめた家族とともに、フリースクールという世界がどんなところなのかをざーっとひととおり見て回るガイドツアーのような本です。ただしガイドブックではありません。さまざまな学びの場を見てきた著者が、その目でフリースクールを見て回り、気づいたことを率直に本書にルポルタージュします。この一冊を読めば、実際に通える範囲にあるフリースクールについて調べたり、見学したり、体験したりする際に、「ああ、このフリースクールはこういうタイプだね」とか「このフリースクールは、あの本に出てたあのフリースクールに近い立ち位置だね」というような勘所が得られることでしょう。

『不登校でも学べる』 おおたとしまさ(集英社)
「学校」に行かなくても、学べる場所がこれだけある
多くの親がイメージする一般的な「学校」に行かなくても、学べる場所がこれだけある、と紹介する本です。そうすることで、「学校」に行かなくてもいきなり詰んだりはしないと伝えたい。むしろ学校なんて選択肢の一つでしかないとみんなが思える社会にしていきたい。つまり社会として、学校に依存しすぎるのをやめましょうという提案です。子どもの人生における学校の比重を減らせれば、子どもたちが学校で感じるストレスは減るはずです。そうすれば、不登校はもちろん、いじめだって減るはずです。

山田ルイ53世[お笑いコンビ・髭男爵]

『僕たちにはキラキラ生きる義務などない』 山田ルイ53世(大和書房)

『ヒキコモリ漂流記 完全版』 山田ルイ53世(KADOKAWA)
人生はすごろく
不登校や引きこもりは、誰もが止まりうるすごろくのマス目の一つである。

青木真兵[思想家/人文系私設図書館ルチャ・リブロ]

『アルハンブラ物語』 ワシントン・アーヴィング(光文社)
地域も時代も遠く離れた異国への物語
私がおすすめする一冊は、1832年に刊行されたワシントン・アーヴィングの名著『アルハンブラ物語』です。本書はアメリカの外交官でもあった著者が、スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿の歴史や伝説、人々の暮らしを綴った紀行文学です。地域も時代も遠く離れた異国への物語を紐解くことは、現実に閉じ込められがちな私たち大人の心と身体をひらくきっかけになります。

『古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話』 大城道則 大山祐亮 青木真兵(ポプラ社)
「日常には役に立たない」けれど最高に刺激的
本書は、私を含む3人の研究者がそれぞれの専門(古代エジプト、インド・ヨーロッパ語族、フェニキア)を通じて、古代文字という「日常には役に立たない」けれど最高に刺激的な世界に魅了され、狂気的なまでに研究に打ち込む姿を描いたエッセイです。すぐに役には立たないけれど、個人の興味関心を追い続けることの楽しさの先にはどんな世界があるのか……ぜひ感じ取ってもらえたらうれしいです。

『E.T. ビジュアル・ヒストリー完全版』 カシーン・ゲインズほか(DU BOOKS)
大人は常に「E.T.」に立ち返るべき
大人は常に「E.T.」に立ち返るべきだと思っています。座右の書にどうぞ。

椿昇[現代美術家]

『人間がいなくなった後の世界』 カル・フリン(草思社)
人類とは何かから考える
この本は5年前の出版ですが、AIの時代が来て読み直すと、人類とは何かという問いがより異なる様相で迫ってきます。教育でも、個人に合わせたカスタマイズを人間だけに任せるのは、コミュニティが機能を失った現代社会には難しく、急激にAIが人間の才能を開発することを分担するようになると思います。どんな仕事が我々に残されるのか冷静に考えるべき時代ですね。

山崎亮[studio-L代表]

『自分の中に毒を持て』 岡本太郎(青春出版社)
自分の中に毒を持つことも
「あなたはそのままでいい」と言われて気持ちが楽になることもありますが、「自分の中に毒を持て」と言われて気持ちが楽になったこともあります。だから「どく社」という出版社名も好きです。

佐々木信[グラフィックデザイナー]

『へんな おにぎり』 長新太(福音館書店)
※出版社でお品切れのためご注文いただけません。
「へんな おにぎり」はいかがでしょう?
学校に行きたくない、出勤したくない、そんな朝ってありますよね。そんな日は、パンを食べてコーヒーを飲みながら、「へんな おにぎり」はいかがでしょう。「ん? あれ? いや、何に悩んでいたんだっけ……」と悩みごとが吹っ飛びます。いや、自分がどこか遠くへ吹っ飛んでしまうのかもしれません。長新太さんが描く圧倒的なナンセンスの世界を目の前にすると、学校に行くとか、会社に行かないとか、そんなことはもうどうでもよいことに思えてきます。

坂本大祐[クリエイティブディレクター]

『手づくりのアジール』 青木真兵(晶文社)
アジールという安全地帯を日本全国に手づくり
奈良県東吉野村という山村に住んでもう20年。この本はうちの村に唯一ある図書館「人文系私設図書館ルチャリブロ」をつくった青木真兵の著書だ。アジールという耳慣れない言葉が、読み進めるうちに、トーキョーコーヒーのみなさまの拠点と重なってくるのではないかと思う。青木夫妻は苛烈な都市社会から逃げ延びて、どうにか辿り着いた場を図書館というかたちで世界へ開いたのだ。アジールという安全地帯を日本全国に手づくりしているトーキョーコーヒーのみなさまにこそ読んでほしい一冊。

指出一正[一般社団法人日本関係人口協会代表理事/株式会社ソトコト代表取締役]

『オン・ザ・ロード 二拠点思考』 指出一正(ソトコト・ネットワーク)
※こちらは電子書籍です。
どこか旅に出たくなる!
雑誌『ソトコト』編集長による、日本の地域を優しい視点で見つめた一冊。ローカルの魅力、関係人口の意味、二拠点で暮らす楽しさを知りたい人におすすめ。

『オン・ザ・ロード2 スーパーウェルビーイング』 指出一正(一般社団法人日本関係人口協会)
※こちらは電子書籍です。
幸せは意外と身近にある!
東京と神戸の二拠点で暮らす著者が、各地を訪れた際に見つけた「幸せ」をやわらかい語り口でつづった、日本のローカルを身近に感じるスーパーエッセイ。


中川和彦[スタンダードブックストア]

『語るに足る、ささやかな人生』 駒沢敏器(風鯨社)
他人と比較することなく「生活」する強さと優しさ
『語るに足る、ささやかな人生』に登場するアメリカの人口数千人のまち、スモールタウンの住民の話を読むと、しっかりそこに根を下ろしているのが感じられ感動を覚える。スモールタウンということばから朴訥、無垢、単純を想起しがちだが、そうではなくて都市との距離を殊更測らず、そのまま剝き出しの町を受け入れ、自分たちの町で自分自身の人生を育み、真っ当に成熟していく強さを感じる。そしてその強さには優しさが滲み出る。他人と比較することなく「生活」している強さと優しさだ。

松岡綾子[書店員]

『窓ぎわのトットちゃん 新組版』 黒柳徹子(講談社)
トモエ学園のような場所があればいい
幼少期、母に薦められて読みました。子どものころは引っ込み思案で、なんとなく「周りから浮いてるんじゃないか」「自分は変わってるんじゃないか」と思うことが多かったのですが、それでもいいんだと思わせてくれた大切な本です。すべての子どもたちにトモエ学園のような場所があればいいのにと思いますし、自分もそういう存在になりたいと思いながら、日々姪っ子&甥っ子と過ごしています。

浅野加奈子[書店員]

『生きていてもいいかしら日記』 北大路公子(PHP研究所)
冗談抜きで私の生き方を変えてくれた
北大路公子。40代実家暮らし、趣味昼酒、座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。この、北のカリスマエッセイストが冗談抜きで私の生き方を変えてくれた。周りはちゃんと結婚とか出産とか子育てとか親孝行とか一人暮らしとか出世とかしてるけど、なんか私はそういうのまじできないしだるいわあ〜と滅入っていた30代前半。このエッセイは、こんなぐうたらした私でもそのままでいいのかもしれない、できればそれを笑いに変えていけたなら最高かもしれないという人生の指針(大げさ)となり、電車の中でニヤニヤしながら本を読む女になったって、この本のせいならば本望だよ! と思わせてくれた。自分と周りをつい比べてしまうクセをどうにかしたい人たちにおすすめしたい一冊。

岸香菜子[書店員]

『西の魔女が死んだ』 梨木香歩(新潮社)
魔女に教わる生きる力
小学生のころ、いじめの標的になったことがある。読書という現実逃避の方法を見つけたときに、この本に出会った。初めて自分で買った文庫本に、大人になれたようで胸が高鳴ったのを覚えている。ページをめくるたび、主人公のまいと自分が重なって、高鳴っていた胸がきゅうっと締めつけられるようだった。それでも、読むのをやめられない。気づけばまいと一緒に、最後には涙を流していた。まいのおばあちゃんである西の魔女は、私にも魔女修行を施してくれたのだと思う。「シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」――西の魔女の言葉は、今も私の中に息づいている。

山田萌果[書店員・美学者]

『「コミュ障」の社会学』 貴戸理恵(青土社)
「コミュ力」ってなんだ!?
学校や職場では、「コミュニケーション能力」が求められる。その能力が低いとみなされる、または自覚する人たちは、「コミュ障」というレッテルとともに「生きづらさ」を抱え、ますます居場所を失ってしまう。本書は、「コミュ力」を称賛する社会や、その場の空気を当事者の視点も活用しながら分析し、「生きづらさ」はそれを抱える人たちだけの問題ではないことを明らかにしている。本当のコミュニケーションとはなんだろうか。誰も犠牲せずにつながっていける場が増えていくといいなと思う。

『まとまらない言葉を生きる』 荒井祐樹(柏書房)
言葉の力を信じる
「つまり」「要するに」などの言葉は、簡潔に事象をまとめ、表現する便利な言葉である。しかし、そのようにしてまとめてしまうと当然、零れ落ちてしまうものがある。本書は、さまざまな場や人に関わっていった文学者が、そのようなまとめられない言葉を救い上げていくエッセイである。強い言葉や勢いのある言葉ではなく、そういった零れ落ちてしまいそうな言葉にこそ、人の人生が宿っている。綺麗ごとで済まない人生を、愛おしいと思える、そんな一冊。

とっきー[フリースクール運営]

『バーバパパのがっこう』 アネット=チゾン/タラス=テイラー(講談社)
ずっと昔から、大切なことを言っている
バーバパパの絵本、子どもの頃に読んだことがある方も多いのでは? この絵本は、娘が小学校1年生のときに学校の図書館から借りてきて知りました。寝る前の読み聞かせのときに、「バーバパパのがっこうに通いたいなぁ」と言っていた娘。私も初めて読んで、バーバパパはもうずっとずっと昔から、大切なことを言っているじゃないの! と驚きを隠せませんでした。子どもはもちろん! 大人にこそ読んでほしい一冊です。

河原木孝浩[日本アドラー心理学会認定家族コンサルタント]

『アドラー心理学を語る3 劣等感と人間関係』 野田俊作(創元社)
普通でいることの勇気とは
この本の著者である野田俊作氏は、1980年代に日本に初めてアドラー心理学を持ち帰った第一人者です。本書は不登校の専門書ではありませんが、不登校の子どもの事例もいくつか登場します。不登校の解決につながるヒントがたくさん書かれている、アドラー心理学の専門書です。

ヨーコ[トーキョーコーヒー主宰者]

『悩む力』 斉藤道雄(みすず書房)
弱さでつながる
生きづらさを抱えた人たちが集まり、早く治すことだけを目的とせず、それとともに生きる。弱さでつながる。今の自分を受け入れながら生きていけるのがすごくよいと思った。

あすか[一般人]

『窓ぎわのトットちゃん 新組版』 黒柳徹子(講談社)
きみは本当は良い子なんだよ
黒柳徹子さんが幼少期を綴った思い出の書。子ども時代から何度も繰り返し読む、私のお気に入りの一冊です。「きみは本当は良い子なんだよ」――校長先生のこの言葉が、いつでも深く響きます。

たぶちゃん[トーキョーコーヒー大阪福島ミモザルーム]

『こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦』 辻正矩/藤田美保/守安あゆみ/中尾有里(築地書館)
オルタナティブスクールの実践!
約20年前からあるオルタナティブスクール。教育の変容を願うすべての人たちに、私たちもなにかできるんじゃないか? と感じさせてもらえる一冊です。

たっちー[トーキョーコーヒー主宰者]

『あな』 谷川俊太郎(福音館書店)
“ただやりたい”がすべて
この本を読むと、子どもに向ける眼差しが変わります。ただやりたい、それだけで十分。その中から学んでも学ばなくてもいい。子どもの主体性を信じられるようになる本です。

はるみ[絵本専門士/JPIC読書アドバイザー]

『大人問題』 五味太郎(講談社)
ユーモアと温かい視点で「大人とは何か」を問い直す
ユーモアと温かい視点で「大人とはなにか」を問い直す一冊。大人社会の不思議や矛盾を軽妙に言葉で切り取るところが魅力です。

いけだ きみか[子ども食堂を育む、三児の母]

『「ぼくは学校にいけない」ーうそのないぼくの言葉』 いけだきみか(自費出版 出版サポート絵本屋だっこ)
※ウェブストアではお取り扱いしておりません。
立ち止まる時間に、光と愛を
この絵本は、「学校に行けない子ども」を励ましたり、変えようとしたりしません。理由が言葉にならなくても、元気に見えなくても、立ち止まってしまってもそのままの心に、そっと手を差し出す一冊です。不登校の経験を通して見えてきたのは、「ちゃんと育つ」という言葉のあいまいさでした。前に進めなくても、人と同じでなくても、命はすでに十分に価値をもっている。この絵本は、子どもに向けて語りかけながら、同時に不安や迷いを抱える大人の心も静かにほどいていきます。解決や正解を急がず、ただ「ここに在っていい」と伝えること。そのやさしいまなざしが、読む人の呼吸を少し深くしてくれる絵本です。

いつき[コフィー(拠点No.40 奈良県生駒市)]

『ごはん』 平野恵理子(福音館書店)
不登校の小4息子が借りてきた本
不登校の小4息子が久々に学校へ行って、図書の時間に借りてきた本です。おいしそうなごはんの絵や種類がたくさん載っており、読んだあとには、気持ちがほっこりします。なんかうれしくなって、「今日のごはん、なにがいい?」と絵本を見ながら聞くと、「特にない」と(笑)。子どもは、素直だ。それがいい。ごはんを誰かと楽しく食べれていれば、それだけで幸せなのかも。

まりねえ[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.27 大阪市阿倍野区)]

『わたしたちのホームスクール』 ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
※ウェブストアではお取り扱いしておりません。
ホームスクールという選択
学び方の選択肢として海外では当たり前にあるホームスクールだが、日本ではまだ馴染みが薄い。そもそもほかの選択肢がないから不登校という概念が生まれる。「たくさんの選択肢がある」ということを、まずは大人たちが知る必要がある。「ホームスクールという学び方を選んでみて実際どうなのか?」というリアルな部分が分かる本。まずは知るところから

いちごらびっと ゆうこ[トーキョーコーヒー主宰者で防災士(奈良県生駒市)]

『「発達ユニークな子」が思っていること』 精神科医さわ(日本実業出版社)
すべての大人に読んでほしい本
当事者の親でもある精神科医さわドクターが保護者、母親としての視点、精神科医の見解で発達ユニークな子を解説している本。発達障害グレーゾーン子育ての不安がなくなる。Instagramでも「困っているなら支援が必要」と伝えてくれていますが、その内容を深くわかりやすく、考え方も子どもへの声かけも実践的に伝えてくれています。すべての大人が読むことで生きやすくなる子どもが増えると感じる本です。

タカタカ[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.454 宮城県白石市)]

『脱「学校」論』 白井智子(PLANETS)
学校に行くことだけが学びではない
学校に行くことだけが学びではない。不登校や違和感を入口に、「学校」という仕組みを問い直し、子ども一人ひとりに合った学びの在り方を社会全体で考える一冊。

ひらちゃん[主婦]

『6days遭難者たち』 安田夏菜(講談社)
人の弱さが、強さだったりする
この本を親の立場で読んだとき、「体は大きくなっても、中身は子ども」と改めて感じます。その子どもなりにつらい現実と向き合っているんだ、と考えさせられました。それぞれの個性をもつ高校生3人が、それぞれ事情を抱えながら、山(自然)と向き合うことで、全力で自分自身の問題と向き合って行く姿には感動を覚えます。また、人の弱さが、強さだったりするところが、女子高生の軽妙なやりとりや感想に描かれていてお子さんも楽しく読み進められる本です。

まよこ[からくり舎(拠点No.233 大阪府堺市)]

『天才柳沢教授の生活(戦後編19〜25巻)』 山下和美(講談社)
※こちらは電子書籍です。
戦後の闇市に学ぶフリースクール
第二次世界大戦後の混乱期、立ち退き回避のため寄せ集められた私設の学校。成り行きで先生となったのは若き日の柳沢教授。子どもたちは得意を生かして商品を開発し、売り場によって値上げできる道を発見する。20年以上も前に描かれた漫画で、子どもの人権を尊重した言動ができている柳沢、子どもたちが探究学習で経済の尻尾を掴む展開に唸る。一方で、暗記暗唱の詰め込み教育にも大事な役割があることを示す視野の広さ。現代の日本でこそ見直したい教育と学習の真髄が、ドラマチックかつ精緻に描かれています。

おきなっこ[不登校児3人のおかあちゃん(拠点No.20 広島市ひうな)]

『旅をする木』 星野道夫(文藝春秋)
この幸福感を燃やして暖を取ろう
著者が味わい、幸福を感じた瞬間を書き残したもの。その体験や感情を焚べて、読者が暖を取れるような本です。誰もがトウヒの木のように、朽ちた地とまた別の場所に根を張り枝を伸ばして生きられたら。章ごとに完結していて時系列を追う必要もないので、持ち歩いて開いたページを読むのもオススメです。

maiko[ドーナツ販売員(拠点No.371 福岡市西区)]

『それがやさしさじゃ困る』 鳥羽和久(赤々舎)
子どもが自分をつかむまで!
私が住んでる町の、すごい人気の学習塾とフリースクールなどをやっている先生の著書です。学校、勉強、親と子……物事を多角的に見る視点と、その本来のあり方にふと立ち返る必要があることを考えさせられる。子ども一人ひとりへの眼差しが温かく、こんな先生に会いたい!と思ってしまう。ダダさんがここにもいた!!

あっこ[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.288 群馬県高崎市)]

『ケーキの切れない非行少年たち』 宮口幸治(新潮社)
本当は支援が必要な子どもがいる
精神科医の宮口幸治先生が、実際に少年院の子どもたちへの支援を通して、本当に支援が必要な子どもたちや親について書かれていました。非行に走る子のメカニズムや親にも支援が必要だとわかったけれど、考えてみたら今はこんな裕福な時代なのに、子どもが家族のケアをして、自身は十分な子どもらしい生活がおくれないヤングケアラーという立場の子もいるくらい。そういう本当に支援が必要な子たちは、本人からなかなか周りに声を上げられないようだから、周りが気づいてあげるしかない……と考えさせられた一冊でした。トーキョーコーヒーの活動に参加してくださる親子さんたちは、自分たちとよく向き合って、解決するために足を運んでくださっている方が多いので、ある意味解決力も高いです。本当に早急にケアや教育が必要な子に気づいてあげたい。

まこも[会社役員(拠点No.65 東京都八王子市)]

『自分とか、ないから。―教養としての東洋哲学』 しんめいP(サンクチュアリ出版)
ぶっとんでます
ブッダ/龍樹/老子/荘子/達磨大師/親鸞/空海。7人の哲学者たちの教えが面白おかしくわかりやすく紹介されています。偉人さんでも行き詰まったり、悩んだり、開き直ったり、信じられないことが起きてたり。イラストや写真も多く、笑える箇所もあって、フッと心が軽くなります。読み終わって、世界の見え方や捉え方が変わってるかも……!?

もーちゃん[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.41 大阪市阿倍野区)]

『非属の才能』 山田玲司(光文社)
※こちらは電子書籍です。
周囲に合わせられなくても大丈夫
書名が目に留まり手にしました。なぜ周りと同じことができないのか。と、よく悩みがちな私が読んでホッとした本です。カバーもおもしろいです。

さわっち[明石うおんたな(拠点No.16 兵庫県明石市)]

『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』 大場美鈴(ポプラ社)
今日から笑顔が増えていく
発達障害やグレーゾーンの子育てに、正解を探して疲れていませんか。この本は「できない」を責めず、「今」を受けとめる視点をくれます。3人きょうだいを育てる母の実体験から生まれた108のヒントは、どれも今日から使えるものばかり。怒りすぎた日も、迷った日も、「それでいい」と背中をそっと押してくれる一冊です。

松井欣也[東大阪大学短期大学部 教授]

『昆虫食の事典』 松井欣也(東京堂出版)
昆虫食が人類・地球を救う
未来の食卓の選択肢として、昆虫食の可能性を提唱する一冊です。著者は栄養士としての経験から、食べることは身体と心、文化を育む営みであると考えています。東日本大震災の支援現場で直面した「栄養危機」をきっかけに、限られた資源で食を支える手段を模索し、昆虫という食材に辿り着きました。2013年にFAOも推奨した昆虫は、高栄養で環境負荷が低く、持続可能な「未来のたんぱく源」です。著者はこれを「昆虫食が人類と地球を救う」という意味を込め、昆救食(こんきゅうしょく)と名づけました。本書では、昆虫食の栄養価値や食育の意義を解説し、小さな命の恵みがもたらす新しい食のあり方と、持続可能な未来への挑戦を綴っています。

ませ かよ[保育士(拠点No.74 神奈川県藤沢市)]

『ぼちぼちいこか』 マイク=セイラー ロバート=グロスマン いまえよしとも訳(偕成社)
休む時も大切
なにかをしようとすることを、休むときも大切。
好きなイスに座わって。
「ぼちぼちいこか」
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むっかーな[人間(拠点No.290 大阪市鶴見区)]

『せんさいなぼくは小学生になれないの?』 沢木ラクダ(小学館)
うちも「共働きなのに学校に行かない」で困りました
うちも「共働きなのに学校に行かない」で困りました。この本には、沢木ラクダさんたちの“そんなあの日あの時”の気持ちが正直に書かれていて、共感しまくりでした。そして、「学校のこういうところがしんどかったんかな〜」という部分がうまく言語化されていて、「そっか〜、うちの子どもたちもしんどかったんやな〜」と改めて考え直すきっかけになりました。誰も解決策なんて知らないし、みんなで考えながら前に進めばいいやんと思えました。(⁠^⁠^⁠)

めがねのようこ[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.409 横浜市港北区)]

『詩羽のいる街』 山本弘(角川書店)
詩羽は私の理想です
私が「いろんな人の得意を借りてトーキョーコーヒー活動をしている」と、本好きの先輩に説明したら、この本を紹介してくれました。お金を介さず、まちの人同士を「親切」で結びつける詩羽は私の理想です。

ともさん[トーキョーコーヒー柳川(拠点No.497 福岡県柳川市)]

『きみがきみらしく生きるための 子どもの権利』 甲斐田万智子(KADOKAWA)
子どもたちに自分に権利がありることを知ってほしい
漢字すべてにフリガナがふってあるので子どもも読みやすいと思います。子どもたちに自分に権利があることを知ってほしいです。

東野サクラ[受験生の母]

『思わず考えちゃう』 ヨシタケシンスケ(新潮社)
ゆるいのに深い! 優しいのに鋭い
ちょっと心がシンドイときにはヨシタケシンスケさんの本が効きます。
「あわよくば、生きるヒントに」
日常で迷った時、行き詰まったときに、そんなに考えすぎなくてもよいのかも?と心配しすぎる心をゆるくほぐしてくれます。かわいいイラストにも癒されます。

Hiro[ポンコツを愛でる会社員(拠点No.190 愛知県名古屋市)]

『学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで』 今じんこ(オーバーラップ)
不登校のチュートリアル
不登校の「チュートリアル」とは、まさにこのマンガのことだと思う。不登校は、いつか誰もが遭遇するかもしれない現実だ。今まさに苦しんでいる人もいれば、将来その壁にぶつかる人もいるかもしれない。当事者、親、祖父母、先生、生徒──それぞれが違う思いを抱える。この一冊を読んでおくだけで、多角的な視点を得られ、疑似体験もできる。描かれる内容は壮絶だが、じんこさんのゆるやかな表現が、重さを少し笑いに変えてくれる。これが誰かの助けや救いになることを願っている。

ますみん[学校が合わない10歳と8歳の子の母(拠点No.58 福岡県太宰府市)]

『「居場所」難民 報道記者が見た不登校の深層』 四宮淳平(学びリンク)
著者は不登校児のお父さん
長年、不登校の現場を取材してきた記者さんが、報道の立場を超えて支援に関わるようになった一冊。自身の子どもの不登校を経験した親としての気持ちと、積み重ねてきた取材から見えてきた子どもたちの「その後」が重なり、静かに心に残ります。「報道だけでは変わらない」と悩みながらも見つけた、“報道だからこそできること”。子どもにとっての居場所の大切さや、本当の課題はどこにあるのかをやさしく問いかけ、「自分にも何かできるかも」と思わせてくれる、希望のある一冊です。

みき[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.107 秋田市)]

『10代の子どもの心の守りかた』 普川くみ子(実務教育出版)
この本を通して我が子への接し方も変わってきた
子どもの心に寄り添った本。カウンセラーの方らしい視点でのお話に、それでいいんだと、ホッとさせられ背中を押してくれる本。この本を通して我が子への接し方も変わってきたように思う。その子自身の話をどこまで引き出せるか、否定しないか、いい意味で受け入れすぎないようにも、描かれてます。

えにぃ[トーキョーコーヒー主宰者(拠点No.100 福井県越前町)]

『自分とか、ないから。―教養としての東洋哲学』 しんめいP(サンクチュアリ出版)
まるでお笑いを見ているかのよう
まるでお笑いを見ているかのように、くすくすにやにやしながら読み切ってしまった一冊。読み終わったあと、なんだか気持ちが軽くなりました。

トーキョーコーヒー札幌 北広島(NPO法人nicon)

『パパと親父のウチごはん』 豊田悠(新潮社)
助け合って、父になる
シングルファザー同士が同居し、料理を通して仲を深めていく物語です。周りからの視線が厳しいなか、力を合わせていろいろなことを乗り越えていく家族の姿がとてもおすすめできるポイントです。
りく

『神様の御用人』 浅葉なつ(KADOKAWA)
叶わなかった夢の続き
夢をあきらめた良彦が、神様の願いを叶える「御用人」となり、狐神の黄金とともにたくさんの神々の悩みを解決していく物語です。黄金との微笑ましい会話がとても癒されておもしろいです。
りく

『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』 大平一枝(大和書房)
立ち止まりながら母になる
第一子の育休明け、仕事との両立で疲れ果てているときに出会いました。その後2人目の子育てのときも、小学生になった子どもたちが長期で学校を休むことになった今もまた手に取って読み直しています。日々のほんの少しの楽しさをも、大事にしたくなる、そんな本です。
あきこ

『天才はあきらめた』 山里亮太(朝日新聞出版)
劣等感は、燃料だった
著者の山里亮太は、天才ではない。うまくできない自分を認めたうえで、それでも努力し、前に進むことをあきらめません。悔しさや反発心、「見返してやる」という思いさえ原動力に変えていく姿が描かれています。不登校で「学校に行く」という当たり前のことさえできない自分をダメだと感じ、否定や同情のまなざしに傷ついていた子が、著者の姿に自分を重ね、立ち上がるきっかけになった一冊。立ち止まった経験のある人にこそ、再び歩き出す力を与えてくれます。
倉俊徳(元不登校)

『冒険の書』 孫泰蔵(日経BP)
学ぶことを、もう一度冒険に
「学ぶこと」について、じっくりと考えられる一冊です。当たり前だと思ってきた教育や、違和感を感じながらもそのまま歩んできたことについて、改めて今、自分の力で考えることで道が拓かれていくという内容です。「冒険」というタイトルのとおり、大人もこどももワクワクしながら読み進められます。長い教育の歴史を知りながら、これからの教育をどうしていきたいか、たくさんの人と話したくなります。
桑原さやか(ニコン代表理事)

『不登校を見つめ直す32の問い』 森万喜子/千葉孝司(学事出版)
愛情ある言葉に涙が出たり、励まされたり
北海道で教員をされていた森先生、千葉先生の「子どもが主語」になる不登校支援を考える対話。不登校の子どもの保護者への愛情ある言葉に涙が出たり、励まされたり。勇気をもらえるお薦めの本です。
倉孝子(ニコン副理事)

『「子どもが主語」の学校へようこそ!』 森万喜子(教育開発研究所)
学校は、安心から始まる
元小樽市の中学校校長であり、不登校の母でもある著者が、学校の原点を静かに問い直す一冊です。学校は、正しさや成果を競う場所ではなく、子ども一人ひとりの存在そのものが喜ばれ、歓迎される温かい居場所であってほしい。親でも親戚でもない大人が、困ったときに耳を傾け、失敗を責めず「学びになったね」と次の一歩を応援してくれる。そんな大人がいる学校を、どう育てていくのか。本書は、子どもも大人も救われる希望をそっと手渡してくれます。
倉孝子(ニコン副理事)

『生きるぼくら』 原田マハ(徳間書店)
人生、ここからがはじまり
激しいいじめをきっかけに不登校となり、ひきこもり状態にあった青年が、祖母との暮らしを通して少しずつ社会とつながり直していく物語です。田んぼ仕事や周囲の大人との出会いのなかで、自分の存在を受け入れられ、生きる力を取り戻していく姿が描かれます。学校に行けなくても、人生が止まるわけではない。再び歩き出す道は必ずあること、そしてその歩みを支えるのは、気にかけ、愛情を注いでくれる大人たちの存在なのだと、感じさせてくれる一冊です。
倉孝子(ニコン副理事)

『「学校」をつくり直す』 苫野一徳(河出書房新社)
学校は何のためにあるのか?
子どもが学校に行けなくなったときに生まれる、あの言葉にできない苦しさの正体を解きほぐしてくれる一冊です。「なぜ学校に行けないというだけで、こんなにも苦しくなるのか」。その問いから本書を手にしました。著者の苫野一徳は、苦しみの原因を個人の弱さに求めるのではなく、私たちが当たり前だと信じてきた学校の仕組みや価値観そのものに光を当てます。問題を「子ども」に押しつけない視点は、保護者や教育に関わる大人の心を確実に軽くし、学校をつくり直す希望を与えてくれます。
倉孝子(ニコン副理事)

『食べる投資』 満尾正(アチーブメント出版)*
いろいろあるけど……まず食べようか
食事の栄養や、取り方が気になったらまずこれを!わかりやすくまとまっている一冊です。栄養知識を身につけて実践することが、健康という資産をつくりあげる投資です!頭をフル回転させてバリバリ仕事をしたいビジネスマンもご一読ください。栄養でパフォーマンスを上げるためにどのような食事を取るべきかがわかります。
倉内梨沙(ニコン理事)


詳細は紀伊國屋書店の公式HPをご覧ください
開催場所 北海道札幌市中央区北五条西5-7sapporo55
主催 紀伊國屋書店 札幌本店
書籍ジャンル
イベント種別 フェア
公式HP https://store.kinokuniya.co.jp/event/1774321176